QGIS3で国土地理院の数値標高モデルを読み込む

 以前このページでは、国土地理院の数値標高モデルをAsciiGridに変換するプログラムを公開していましたが、最近はGeoTiffの扱いにも慣れてきたので、GeoTiffに変換してQGISにインポートするプラグインを作成してみました。QGIS3.6以前のバージョンでは動かないかもしれません。ご使用については、どうか自己責任でお願いします。

プラグイン作成にあたり、「PythonでJPGIS(GML)形式DEMをGeotiffファイルに変換(https://tm23forest.com/contents/python-jpgis-gml-dem-geotiff)」や、
GIS奮闘記(http://sanvarie.hatenablog.com/entry/2016/01/10/163027)」を参考に作成しました。有益な情報をありがとうございます。皆様に感謝いたします。


ダウンロードする

プラグインをダウンロードする

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https://github.com/Chiakikun/fg_gml_importerからプログラムをダウンロードして下さい。上の赤丸部分を押下した後に出てくる、下の赤丸部分からダウンロードできます。


インストール

プラグインをインストールするダイアログを表示する

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QGISのメニューから『プラグイン』→『プラグインの管理とインストール』を選択します。

 

インストールするプラグインファイルを選択する

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『ZIPからインストールする』を選択して、ダウンロードしたZIPファイルを選択してインストールを実行します。

 

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警告が出ますが、『はい』ボタンを押下して先に進みます。

 

アイコンが表示される

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インストールが完了すると、QGISのメニューにアイコンが追加されます。


プラグインを実行してみる

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追加されたアイコンをクリックすると、ダイアログが表示されるので、ダウンロードした数値モデルのzipファイルの格納先フォルダを選択して、『実行』ボタンを押下します。

 

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選択したフォルダにGeoTiffを作成します。全て作成できたらQGISにインポートされます。

 

お疲れさまでした。